次亜塩素酸と次亜塩素酸Naの違い

次亜塩素酸と次亜塩素酸Naの違い

食品業界で「次亜塩(じあえん)」と言うと、数年前までは「次亜塩素酸ナトリウム水溶液」のことを差していました。

「漂白剤」「カビ取剤」など呼ばれ、これらはスーパーなどにも普通に売られており、主にキッチンにあるまな板やふきんなどの消毒・漂白に幅広く使われています。

今、世間で話題になっている「次亜塩素酸水」と「次亜塩素酸ナトリウム水溶液」は、性質が大きく異なっているのですが、名前がそっくりで分かりにくい為、よく混同されがちです。

「次亜塩素酸水」は以前はよく「電解水」と呼ばれていましたが、最近は「次亜塩素酸水」という呼び方が一般にも広がるようになった為、「じあえん」とだけ聞くと、どっちのことを言っているのかよく分からなくなってしまいます。

ですが、どちらも適切に利用すれば、とても便利で使いやすい除菌剤となります。

【次亜塩素酸ナトリウム水溶液】

漂白剤やカビ取剤などと呼ばれる「次亜塩素酸ナトリウム水溶液」にはも実は2種類あって、「食品添加物として認められているもの」と、「認められていないもの」があります。界面活性剤などを含む場合や、アルカリ剤を加えて漂白剤としての性質を強めたものは、食品添加物としての使用が認められていませんが、純粋な次亜塩素酸ナトリウムのみが溶けている水溶液の場合、食品添加物として、食品への利用が認められています。

食品添加物としての基準を満たしている「次亜塩素酸ナトリウム水溶液」は、パッケージのどこかに必ず「食品添加物」という記載があります。適切に濃度を調整(およそ200ppm)したものであれば、野菜の除菌などにも利用できます。ただし5分間以上は浸しておく必要があります。

また、「次亜塩素酸ナトリウム水溶液」は、強いアルカリ性を示す水酸化ナトリウム溶液に塩素を加えて生成されており、その水溶液も強いアルカリ性を示します。次亜塩素酸の除菌成分を長期保存可能にするためにアルカリ溶液に溶かしており、それによって「次亜塩素酸ナトリウム水溶液」の主要な除菌成分は「次亜塩素酸(HClO)」ではなく、「次亜塩素酸イオン(ClO)」が優位になっています。実際に使用する時は、水道水でさらに希釈して使用します。

【次亜塩素酸水】

一方で、「次亜塩素酸」のみを添加している水溶液を「次亜塩素酸水」といい、「微酸性~強酸性」の酸性の性質を示します。なぜ「微酸性~強酸性」という違いがあるかと言うと、水の電気分解を行う際に、陽極(プラス極)と陰極(マイナス極)の二つの電極から、それぞれ違う性質の物質が発生するのですが、その異なる性質の物質を隔膜などでしっかりと分離して排出するか、隔膜などで分けずに混合して排出するかによって、「微酸性から酸性」という大きな違いが生まれるのです。

主要な除菌成分は、次亜塩素酸ナトリウム水溶液が「次亜塩素酸イオン」であったのに対して、「次亜塩素酸水」は文字通り「次亜塩素酸」が優位となっております。「次亜塩素酸」は細菌の細胞膜に直接入り込むことが出来ますので、非常に高い除菌力を持っているのです。

【中性電解水】

一方で当社が製造しているジョキング35は、隔膜のないタイプで生成している「(次亜塩素酸を含む)中性電解水」となっており、溶液のpHは「中性」です。添加する塩化ナトリウムの濃度を低めに調整し、水道水の中にも若干含まれている「次亜塩素酸イオン」を有効に活用することによって、「中性」のままで除菌成分を持つ除菌水を生成することが可能となっております。

水溶液のpHが中性であるため、ジョキング35の中性電解水の除菌成分には「次亜塩素酸」と「次亜塩素酸イオン」の両方が含まれております。

中性電解水の場合は、「食品添加物」としての利用の認可が下りてませんので、他社のメーカーも含めて、いかなる中性電解水も「食品添加物」として表記することは出来ませんが、生活空間や家具、器具などへの「除菌水」としての利用には、安心してご利用頂けます。

御注文はコチラから